ＡＲＣＨＥＹ ＣＩＴＹの市長が得意なので、数学的なところは市長にお任せ★）

もう少し話を拡大しよう。
全日本大会になると、決勝ラウンドは12射のマッチ戦となる。そんな時に先ほど述べた【１射に限って】のベストショットを１２射集めることができないか。１４４射は無理にしても１２射なら、いや１２射全部とは言わず１射でも多く《できるだけ多く》そんな集中力を発揮できるようにならないか。
もしそれが出来た時、その時のスコアは普段のスコアより良くなったようになり、実力以上の力を発揮した感覚にとらわれる。そんな時アーチャーはスーパーサイヤ人になれた！と言えるのではないだろうか。（１２射全部決めることができればスーパーサイヤ人３だ！）
それは、いつもよりたまたま点数が良かっただけかもしれない。しかしここで大切なことは全日本の舞台で自分の実力以上のものを発揮できた！集中を高めることで短期間なら良いショットを増やすことができ、実力以上のもを発揮できる！という自信と実績を感じることだ。

私はまだまだ未熟なアーチャーであるが、ごくたまにその集中力を発揮できる時がある。突然、成功イメージだけが頭の中をグルグルと回り始め、的の真ん中から外れる気がしなくなるのだ（実際には外れたりもしているのだが＾＾；）。
そんなことを初めて感じたのは、２００１年の北海道で開催された全日本社会人フィールドの決勝ラウンド。社会人とは言え全日本を冠するフィールド大会で初めてベスト４に残った大会である（ベスト４に残ったのは現在まだこれ１回きりの、実はうだつの上がらないアーチャーである）。結局は準決勝、３決共に１本ずつミスをしてしまい４位で終わってしまったのだが、この大会が初めてそんな経験をした大会のひとつとして記憶に残っている。体が熱くなり力が漲る感じ。足は震えているのだが、頭の中は結構冷静。そして試合が終わり集中力が切れた時の疲労感はいつもの４倍以上。そんな感じだ。ちなみに北海道の社会人Ｆの時は、試合終了後、疲れきってまっすぐ歩くことすらままならなかった。
しかしそんな状態には滅多になれない上、自分でコントロールすらできない。困ったものである。

っと、何が言いたいのかよく分からなくなってしまったが、アーチャーはスーパーサイヤ人になれる！と思う。いや、なれるというより実はそれは紛れもない実力でスーパーサイヤ人なれた気になれる、という表現の方が正しいか。
まあどっちでもよいが、なんとかこれをコントロールし、決勝ラウンドの１２射。いや、もっとがんばって１４４射。『集中力を発揮して』の状態を『普通に射って』の状態になるように精神的、肉体的に向上させてレベルアップしていきたいものである。

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